咽頭痛を主症状とする溶連菌の流行は冬期ならびに春から夏にかけての時期の2峰性のピークがあります。
 子どもが多く罹患しますが、年齢に関係なく乳幼児から高齢者まで感染しますので要注意です。細菌感染なので抗体ができず繰り返し罹患することも多いので、日常生活の中で出る咳やくしゃみなどで近くの人に感染(飛沫感染)します。一人が罹患した場合、家族や一緒に遊んでいるお友達などへの感染に注意が必要です。
(3歳未満の小さなお子さんは喉が痛い症状がない場合もあります。)
合併症を引き起こすこともある疾患でもありしっかり治療してください。
 なおヒノキ花粉の飛散がピークとなっています。花粉症の方は引き続き予防に努めてください。     入江