鼓膜形成術
鼓膜にあなが開き、耳だれや難聴のために生活に支障が出る場合や、稀にですがそれが原因で髄膜炎などの重篤な合併症を引き起こす場合には手術療法を行います。
直接局部麻酔で行い、全身麻酔が必要な小児などは入院が必要ですが、原則として入院は不要です。手術時間は三十分程度で、出血や痛みもほとんどありません。手術後の通院も手術翌日から一ヶ月間は、一週間ごとで済み、頻回の通院は必要ありません。
きちんとした鼓膜ができるには通常数週間かかりますが、術後、すぐに聴力も回復しますし、日常生活にほとんど支障はありません。
一度の手術で塞がらなかった場合には二度・三度と繰り返し行うことも可能です。
当院でも積極的に施術しています。