師走の暦に入りました。今週に入り気温も下がり朝晩は手が悴むほど寒くなって参りました。
通常の季節性インフルエンザは、毎年冬季に流行します。日本では例年12~1月に集団発生が始まります、昨年は大幅に早い9月からインフルエンザによる学級閉鎖が報告されていて、流行期が長くなるとも言われていました。今年は11月末時点ではあまり報告が上がっておらずメディアなどでも取り上げられていませんね。
まだワクチン未接種の方は、早めに接種し予防していきましょう。
例年と違い、接種される方のペースも前年よりゆっくりとなっています。抗体ができるまでに2~3週間は必要になりますので今のうちに接種することがお勧めです。
風邪とインフルエンザに共通の症状は、咳と喉の痛み、そして発熱です。インフルエンザ特有の症状は、発熱するとすぐに38℃を超える体温の上昇と、頭痛、吐き気、関節痛、筋肉痛など全身の症状が現れることです。朝から38℃以上の発熱があった場合はインフルエンザの疑いが強いので、早目に医療機関への受診を考慮しましょう。
皆様も体調管理には注意し、お子様の体調も気にしてあげてください。

今年も残り30日に迫ってまいりました。
家の大掃除や仕事収めの方々もおられ、身体に負担がかかることかと思います。
手洗い・うがいをこまめにし、疲れなどで免疫が下がってしまっている時も、きちんと予防していきましょう。